ダイワの「スティーズプロップ」は、バスフィッシングを真剣に取り組むアングラーに向けて開発されたシンキングプロップベイトです。長谷川耕司氏の完全監修のもと、日本にシンキングプロップベイトという概念を持ち込んだ先駆者として、彼の経験とノウハウが余すところなく注ぎ込まれたこのルアーは、ビッグレイクから小規模な河川まで、様々なフィールドで高い汎用性を発揮します。
スティーズプロップのインプレ
スティーズプロップのインプレがあるのか確認しました。
スティーズプロップ70S⚡️ガストネード70Sと比較すると大分ボディがファットなので、本湖系の魚も引っ張る力が強そう😄 pic.twitter.com/xNPO3uUmGY
— 佐々木勝也 (@katsuya_sasaki) January 31, 2022
今日もホームの川へ☀
来週から梅雨入り予報なので、水位上がる前に2連チャン!
スティーズプロップでナイスコンディションのラージ釣れました☺
(50近い虎さんはバラシ💧)
クロー系のワーム準備して持ってきたのに、シンカーケース忘れてやりたい事出来ず😅 pic.twitter.com/g1Okj9ATwN— katsu bassの釣り日記 (@BassKatus86606) June 16, 2024
スティーズプロップのスペック
このルアーの最大の特徴は「スーパースピンシャフト」と「サクサス加工」を施したペラ(プロップ)です。この技術により、軽い力でペラが回転し、リトリーブスピードに関係なく安定した回転を実現しています。これにより、低速から高速まで自在にアクションを調整することができ、アングラーの意図した動きを忠実に再現します。特に、デカバス攻略を意識した設計が施されており、そのボリューム感あるボディが様々な状況に対応できるように作られています。
スティーズプロップは、3つの異なるタイプ(フローティング、シンキング、ファストシンキング)をラインナップしており、それぞれのタイプが特定のレンジに対応しています。フローティングタイプ(F)はトップウォーターでの使用に適しており、早めのリトリーブで軽快に飛沫を上げ、スローリトリーブでは弱い引き波を発生させます。シンキングタイプ(S)は水面直下からやや下のレンジを探るのに適しており、デッドスローでのリトリーブが得意です。ファストシンキングタイプ(FS)は中層からボトムまでの深いレンジを探るのに最適で、速めのリトリーブが必要な状況でも効果を発揮します。
特に注目すべきは、その「サクサス加工」されたフックです。このフックは従来のメッキ処理では実現できなかった驚異的な貫通力を持ち、最大40%の刺さり性能向上(平均20%)を実現しています。これにより、小さなアタリやショートバイトも逃さずキャッチすることができます。さらに、ペラの縦方向に向けた折れ目が、着水時や大型の魚がバイトした際の強い衝撃を受けても変形しないように設計されており、ルアーが常に一定の性能を保つことができます。
スティーズプロップは、85mmと170mmの2つのサイズ展開があり、それぞれがフローティング、シンキング、ファストシンキングのタイプに分かれています。85mmモデルは標準自重が12.7g(フローティング)、13.8g(シンキング)、16.5g(ファストシンキング)で、170mmモデルは標準自重が97.8g(フローティング)、109.7g(シンキング)となっています。標準装備のフックは#4(85mm)と#2/0(170mm)、リング仕様は#3(85mm)と#4(170mm)です。
まとめ
このルアーは、バスフィッシングにおいて真のパフォーマンスを発揮するために開発されており、ストイックに作り込まれたダイワの技術力と情熱が込められています。スティーズプロップは、アングラーが求める「本気」の釣りに応えるための理想的な選択肢であり、その多機能性と高い操作性で、多くのビッグバスを引き寄せることでしょう。