ダイワの「グラディカル」は、オカッパリでのビッグベイト釣りに特化したグライドアクションベイトです。監修者の佐々木勝也氏の意向を反映し、ただ巻きに頼らない独自のアクションを追求したこのルアーは、現代の釣り環境において新たな可能性を提示します。特に、狭いフィッシングエリアでの釣りにおいて、その性能が際立ちます。
グラディカルのインプレ
ダイワのグラディカルのインプレがあるのか確認しました。
グラディカルでの1発着水後の動き出しも良いので、2、3回のリーリングでのアクション入力で即バイトちなみにこちらのカラーはブルーバックチャートです pic.twitter.com/eSkZBq9rAJ
— 佐々木勝也 (@katsuya_sasaki) October 16, 2022
本日の霞ヶ浦水系は業務前朝練水が増えて完全にフィーバーモードで朝練だけで4本ビッグベイト展開ではグラディカル着水後のグライドでヒット、その他シュリンピードJr、ギャップジグ5g+BUダディなどなど釣れるバス全てサイズもコンディションも抜群特に本湖が絶好調でした!#PR pic.twitter.com/vX0OR1g8jn
— 佐々木勝也 (@katsuya_sasaki) June 19, 2024
グラディカルのスペック
このルアーの特徴は、ただ巻きを敢えて無視した点にあります。従来のビッグベイトはただ巻きでの使用が一般的でしたが、グラディカルは移動距離を抑えたグライドアクションに特化することで、狭い場所でも多くのアクションをバスにアピールできます。リーリングだけで右へ左へと規則的なアクションを出すことができ、これによりオカッパリにおいて大きなメリットを提供します。また、アングラーの操作次第で、オーバーハングやアシのエグレなどのカバーにルアーを送り込むことが容易になります。この点が、狭い場所でのフィッシングにおいて大きなアドバンテージとなります。
グラディカルは、そのボディに「サクサススイベルフックアイ」を採用しています。ビッグベイトは大きな抵抗と自重があり、バスが暴れるとテンションが抜けてしまうことがよくあります。しかし、サクサススイベルの驚異的な回転力が、この問題を解決します。バスの暴れる動きに追随し、フックが捻じれて外れるのを防ぎます。これにより、バスのバラシを大幅に軽減することが可能です。
また、ボトム攻略を意識したチューニングが施されています。標準装備のフックを外し、サイドフックアイに#2~#3のフェザーフックを取り付け、シンカーアイにシンカーを搭載することで、スローシンキングに設定することができます。これにより、サイトでの仕掛けるビッグベイトゲームが可能になり、ボトムに立つ程度のスローシンキングでバスにアピールできます。
グラディカルは、自重79グラム、全長14.7センチメートルのフローティングタイプで、フロントには#1/0、リアには#1のフックが装備されています。色数は7色展開で、価格は4,000円となっています。
まとめ
このグラディカルは、オカッパリでのビッグベイト釣りにおいて、ただ巻きではなく、アングラーの意思に応じたアクションでバスを魅了することができます。ダイワの技術力と佐々木勝也氏の監修が結集したこのルアーは、ビッグベイトフィッシングにおいて新たな可能性を切り開くことでしょう。