イマカツの小南ギルポップは、プロガイドの小南悠が開発を進めたジョイント式ギル型ポッパージャークベイトで、ウィード繁茂期のバスフィッシングに最適なルアーです。全長120mm、重さ1.6ozのこのルアーは、ポップサウンド、スプラッシュ、ダートの複合技を持ち、特に酸欠ギルの水面パチパチ音を完全再現することでバスの興味を引きます。
小南ギルポップのインプレ
イマカツの小南ギルポップのインプレがあるのか確認しました。
これはスゲーわ
ギル系ビッグベイト 小南ギルポップ#ルアー#リアル pic.twitter.com/MdjJPGTG3i
— 柴犬こむぎとボクの三浦半島のあるじ (@8471Fc) September 8, 2016
小南ギルポップのポテンシャルすごい...これはデカハネそっちのけで使い込んでしまうな🧐 pic.twitter.com/yjvIwaREmx
— はぐれ(イッサ) (@issan_haguubass) June 11, 2020
小南ギルポップのスペック
小南ギルポップの設計には、「飛沫鋭滑呼吸音型完全再現系」という特徴があります。水面に浮かんだ姿は小型ベイトフィッシュそのものであり、ポッパー型のヘッドから適量のスプラッシュを立ち上げ、ポップ音を奏でるとともに、ジョイント構造を活かした鋭いダートアクションを繰り出します。これにより、バスの喰い上げ本能を刺激し、特に水面直下での効果が高いです。
また、内部に搭載された大型ラトルウエイトは、ボディ内壁に衝突することで「カチカチ」「パチパチ」という音を発生させます。この音は、酸欠になったギルが水面でパクパクしている時の呼吸音を再現したものであり、バスにとって非常にリアルなアピールとなります。このラトル音は、水面が少しでも波打っている限り鳴り続けるため、広範囲からバスを引き寄せる効果があります。
小南ギルポップの使用法は、キャスト後にラインを沈ませるため5秒以上ポーズを入れます。その後、軽くポップしてスプラッシュを出し、続けて3~4回ジャークを加えることで水面下20~30cmでダートさせます。直後に再びポーズを入れて水面まで浮上させ、再度5秒以上ポーズを繰り返します。このパターンにより、広いエリアからバスを効率的に引き寄せることができます。
ルアーのディテールにもこだわりがあり、ウェイトはFeco対応でブレードハンガーを装着。フック穴がタイトなため、ロングキャストをしたい時にはネイルシンカーを差し込むことで浮き姿勢を調節することが可能です。また、ギルポップのカップは特殊な半円状の形状をしており、ポップ音やスプラッシュを発生させると同時に、水流抵抗を減らしてダートやダイビングアクションを可能にしています。
さらに、ジョイントを限界まで後方に配置することで、水中でのダート幅が大きくなり、テールが舵の役割を果たして多彩なアクションが可能になります。このように、多機能なアクションとリアルな音の再現力により、小南ギルポップはバスフィッシングにおいて強力な武器となることでしょう。
まとめ
琵琶湖のウイードフラットはもちろん、野池や河川、霞水系、リザーバーなど、ブルーギルが生息するあらゆるエリアで効果を発揮するこのルアーは、バスフィッシングの可能性を広げる新ジャンルのルアーです。