ダイワのスティーズペンシルは、バスフィッシングにおいて「一定アクション」をキーワードに設計された革新的なルアーです。監修者の長谷川耕司の理論に基づき、バスが一定速度で動くものに興味を示しやすいという考えから開発が進められました。この理論はジョインテッドクローやアノストレートのネコリグなど、他のルアーでも成功を収めており、スティーズペンシルでもその効果が期待されます。
スティーズペンシルのインプレ
ダイワのスティーズペンシルのインプレがあるのか確認しました。
スティーズペンシルやったら、この時期でも上に出せるので良き#浦戸lover pic.twitter.com/bljkNn8KWl
— 鮒越ほした (@FHinaten) December 5, 2023
運河チヌトップ、今日も懲りずに行ってました。今日は釣れました。スティーズペンシルでの釣果です。
1匹目は一応歳無しです。よそ見してたら出ました…2匹目は48cm位でした。
めっちゃ苦労したのにこんなにあっさりと…これまでの坊主が報われた気がします。
バイトする瞬間を撮る事にも成功✌️ pic.twitter.com/aTkLvYZ1SI— 妙月 (@menadamyogetsu) September 2, 2023
出…で…ん?出た?あ、乗った!
一応チヌトップ成功しました🤲良かった。
実績のスティーズペンシルです。
しかしX画質悪いな… pic.twitter.com/B1SDbk7NbO— 妙月 (@menadamyogetsu) June 22, 2024
スティーズペンシルのスペック
スティーズペンシルの基本アクションは一定スピードの高速ドッグウォークです。この高速ドッグウォークアクションは、釣りにリズムを生み出し、釣りを楽しく快適にするだけでなく、1日中苦なく扱えるため、結果として釣果に結びつきます。リズミカルな動きがバスを引き寄せ、効率的なフィッシングを可能にします。
スティーズペンシルはコンパクトなボディを持ち、野池や小規模リザーバーなど日本のフィールドに多く生息するベイトフィッシュのアベレージサイズに合わせて設計されています。これにより、バスに違和感なく口を使わせ、一口で丸呑みできるサイズ感でミスバイトを減らし、大幅にフックアップ率を上げることができます。
また、深い喫水バランスを採用しているため、ボディがほぼ水没しているように見えます。これにより、水に絡む表面積が常時増え、どんなに速い連続アクションを加えても動きが破綻することなく、左右へのリズミカルな超高速ドッグウォークが可能です。この設定は、ポストスポーン期に見られるような弱いバイトでも、バスの口の中に吸い込まれやすいセッティングとなっています。
さらに、スティーズペンシルは後方重心設定による高飛距離を実現しています。ボディ後方にウエイトを配置することで重心が一点に集中し、そのボディサイズからは想像できない圧倒的な飛距離を生み出しています。PEラインセッティングのスピニングタックルはもちろん、ベイトタックルでも飛距離にストレスを感じることはないでしょう。
スティーズペンシルには、長谷川耕司テスターとの共同開発により、3つのバリエーションが用意されています。長谷川ピンクVer.1は単体のベイトフィッシュを意識し、バスがルアーを見つけにくいコンディションやアングラーからの視認性を高めたいときに使用します。Ver.2にはフォログラムが貼られており、ベイトフィッシュの群れを演出します。Ver.3はVer.2の進化系で、ベリーのカラーがパールホワイトからクリアチャートに変更され、よりクリア感を出しています。
スティーズペンシルには、ダイワの「サクサス」技術が採用されています。フッ素系特殊プレーティング加工を施したフックは、従来の塗装ハリに比べて最大40%貫通力が向上しており、小さなアタリやショートバイトも逃さずキャッチします。この「サクッと刺さる」感覚は、一度体感すると忘れがたいものとなるでしょう。ただし、非常に鋭いため、取り扱いには十分な注意が必要です。
このルアーは、60F(60mm、4.2g)、75F(75mm、7.2g)、86F(86mm、10.3g)の3つのサイズが用意されており、各サイズには11種類のカラーバリエーションがあります。これにより、あらゆるフィールドや状況に対応できる汎用性を持っています。
まとめ
ダイワのスティーズペンシルは、その革新的なデザインと高い機能性により、バスフィッシングにおける強力な武器となります。「一定アクション」の理論に基づき、バスに対して自然なアプローチを提供し、確実な釣果をもたらすこのルアーは、釣り人にとって欠かせないアイテムとなるでしょう。