ジャッカルの新製品「シアンポッパー ロア」は、ロックショアフィッシングにおいて優れた性能を発揮するポッパータイプのルアーです。2024年9月にリリースされるこのルアーは、特に逆風や荒れた状況下でのキャスティングにおいて、その飛行安定性が際立っています。細身のボディに加え、テール側を太くした矢じり型の形状が空気抵抗を抑え、飛行姿勢をしっかりと保つため、狙ったポイントに確実にルアーを届けることができます。
シアンポッパーロアのインプレ
シアンポッパーロアのインプレがあるのか確認しました。
シアンポッパーロアのスペック
シアンポッパー ロアの最大の特徴のひとつは、腹部に設けられたエッジによる明滅効果です。このエッジが水流を受けることで、ルアーは水中でランダムな揺れを発生させ、魚に対して強いアピールを行います。さらに、ポッパーの特徴である「ポップ音」を出すと同時に、水中に頭をしっかりと沈めることができるため、アクションエラーを最小限に抑え、効率的な誘いが可能です。腹部の広い面が水を受けることで、不要な移動を抑え、その場でのアピールを続けられるため、魚のバイトチャンスを最大限に引き出します。
また、このルアーは非常に堅牢に設計されています。200mmと240mmの2サイズ展開で、共にφ1.6mmの貫通ワイヤーが採用されています。このワイヤーはスポット溶接によって固定されており、万が一ボディが破損してもフックがしっかりと残るため、ファイトを続行することが可能です。これは大物を狙うロックショアフィッシングにおいて重要な要素であり、アングラーに安心感を与えます。
シアンポッパー ロアには、独自のカラー展開も見逃せないポイントです。「アサメシホワイト」と「アサメシブラック」という2つのカラーには、「グローカップ」が採用されています。これにより、朝マズメの薄暗い時間帯でもルアーの位置を視認しやすく、効率的にフィッシングを進めることができます。特に「アサメシホワイト」は、暗い時間帯に膨張色として目立ち、「アサメシブラック」はわずかな光でもしっかりとシルエットを映し出すため、さまざまな状況に対応します。
ルアーの仕様としては、シアンポッパー ロア200Fが全長200mmで67g、シアンポッパー ロア240Fが240mmで95gと、いずれも浮力のあるフローティングタイプとなっています。標準装備のトレブルフックも、200mmモデルには#3/0、240mmモデルには#4/0が搭載されており、大物のバイトにも十分に対応可能です。
まとめ
シアンポッパー ロアはその高い飛行性能、独自の明滅効果、堅牢な設計によって、ロックショアフィッシングでの新たなスタンダードとなることが期待されます。このルアーは、荒れた状況や難しいコンディション下でも信頼できるパフォーマンスを提供し、アングラーにとってチェックしたいアイテムとなるでしょう。