ダイワのリベリオン671ML/MHFSは、最新のバスフィッシングロッドの中でも際立つ特徴を持つ製品です。全長2.01m、1本継ぎのこのロッドは、仕舞寸法201cm、自重95gという軽量設計で、持ち運びの便利さと操作性の両方を実現しています。先径1.9mm、元径10.9mmのブランクスは、繊細かつ強靭で、1.8gから21gまでのルアーを扱うことが可能です。さらに、4lbから20lbまでのラインや、PEラインであれば0.4号から2号まで対応します。
リベリオン671ML/MHFSのインプレ
ダイワのリベリオン671ML/MHFSのインプレがあるのか確認しました。
パワーフィネスロッドのリベリオン671ML/MHFS⚡️MLのティップのメリットとしてはやはり繊細なシェイクが可能なこと、そしてキャスト(特にピッチング)のしやすさ😄バットはMHなので魚掛けてからは超パワフルです‼️パワーフィネスの最初の1本にも良いかもしれませんね😄 pic.twitter.com/LdX7jDPgFE
— 佐々木勝也 (@katsuya_sasaki) September 5, 2022
昨日の霞ヶ浦水系はスティーズフィネスジグタイプカバー4.5g(ラバーレス)+旧コイケのパワーフィネスで納得のクオリティフィッシュ⚡️50はなかったけどこういう締まった魚、大好きです😄ロッドは先日もご紹介したリベリオン671ML/MHFSです! pic.twitter.com/k2ASVWEBDm
— 佐々木勝也 (@katsuya_sasaki) September 6, 2022
リベリオン671ML/MHFSのスペック
このリベリオンは、ハイプレッシャー下でのバスフィッシングにおいて特に威力を発揮します。スモールラバージグを使用するパワーフィネス釣法においても、その繊細なティップセクションはバスに食いつかせやすく、ピッチングも容易に行えます。特に3.5gから5gのジグヘッドを用いた5インチから6インチのスティックベイトによるミドストでは、ラインテンションを巧みにコントロールし、漁礁のスタックを回避しつつ一定のリズムで引き続けることができます。
デザイン面でもリベリオンは他のロッドと一線を画します。漆黒のブランクスに輝くオレンジのアクセントは、視覚的にも高揚感を与えます。この「DAIWAオレンジ」は、リベルトピクシーやプレッソなど、同社の歴代モデルにも採用されてきた伝統的なカラーリングであり、ファンの心を掴んで離しません。
2020年に登場したリベリオンは、バスロッドの既成概念を打ち破る革新的なモデルとして評価されています。そのフォルムは精悍かつスタイリッシュで、圧倒的な軽量感と高い操作性を誇ります。カーボンブランクスの全身にわたる「ブレーディングX」構造は、ネジレを防ぎ、アキュラシー性能とパワーを向上させます。従来よりもさらに精度を高めたバイアス構造「X45」との相乗効果により、ユーザーの意思に共鳴する鋭いブランクが実現しました。
リベリオンの各モデルは、それぞれの得意とするメソッドを持ちながらも、複数の釣法を視野に入れた設計がなされています。特にレギュラーファストテーパーと低負荷時・高負荷時のコントラストが際立つマルチテーパーの設計により、幅広いルアーに対応できるユーティリティ性が高く評価されています。7フィート未満のモデルは1ピース、それ以上のモデルはハンドルデタッチャブルのグリップジョイントを採用し、携行性も優れています。
リールシートにはエアセンサーシートが採用され、ベイトリールにはブランクタッチトリガー、スピニングリールにはスリムフィットがそれぞれ使用されています。これにより、アングラーとの直接の接点でも一切の妥協がありません。
まとめ
リベリオンは、DAIWAのバスロッドの設計思想を具現化したモデルです。高弾性HVFカーボンを使用し、精緻な設計によって釣れるロッドに仕上げられています。特に661M/MLFBと661ML/LFSのモデルは、強めのティップと弱めのバットを組み合わせた設計で、操作性と感度に優れています。このような設計により、投げやすさ、感度、操作性、フッキング性能が高まり、初心者から上級者まで幅広いアングラーに支持されています。
リベリオンは、その名の通り反逆の精神を持ちながらも、確固たる性能と信頼性を兼ね備えたバスフィッシングロッドです。高い操作性と多様な釣法への対応力により、アングラーの期待に応え続けることでしょう。