ダイワのブラックレーベルLG 631MHFB-FRは、特にレンタルボートやオカッパリの小場所での釣りに適したショートレングスのモデルです。このロッドは「LG」ブランクを採用しており、1/4ozクラスのスモールフロッグを容易にキャストできる特性を持っています。スローなスウィングでキャストコントロールが可能で、オーバーハングの奥にソフトなプレゼンテーションでルアーを入れ込むことができます。
ブラックレーベルLG 631MHFB-FRのインプレ
ブラックレーベルLG 631MHFB-FRのインプレがあるのか確認しました。
ブラックレーベルLG 631MHFB-FRとタトゥーラ SV TW XHLで久々のダイワマン。短い竿とSVスプールの威力を感じまくった今年の夏。
欲を言うならハンドルもっと短くしたい。 pic.twitter.com/XXxkawMpKS
— ࿊225࿊ (@FTDF225) August 31, 2020
ブラックレーベルLG 631MHFB-FRのスペック
このロッドのガイドシステムには、PEラインが絡んでも抜けやすいMNSTトップガイドとLDBガイドを採用しています。さらに、グリップエンドにはラバーコルクを使用しており、肋に当てた際のフッキングでも痣ができにくく、ストレスフリーなフロッグゲームを楽しむことができます。このロッドは、フロッグゲームでのフッキングに必要な強靭なバットパワーを備えており、スピナーベイトやブレイデッドジグなどのシングルフックのついたルアーにも対応します。
中弾性カーボンを使用しているため、しなやかさと粘り、軽さを実現しています。感度至上主義のフラッグシップモデルには少ない中弾性カーボンを採用しており、ファストムービングの釣りにおいて独自のテーパーデザインがラインスラックを創り出し、ムービングベイトをより自然に、そして釣りやすい状態にします。加えて、「への字テーパー」の採用により操作性と感度が向上し、キャスタビリティとバーサタイル性も向上しています。
このモデルはセンターカット2ピースモデルで、こだわりの継仕様を採用しています。インロー継仕様により、負荷をバットへ綺麗に伝え、曲げる力に変換します。また、構造上バット節の径を太く設計できるため、強靭なバットパワーを発揮し、遠投性能や掛けた後のリフティングパワーが飛躍的に向上しています。
さらに、X45 FULL SHIELDテクノロジーを搭載しており、キャスティング、アクション、フッキング、ファイトなどのダイナミックな動作中に発生するネジレを徹底的に排除します。この技術は、ブランクの先端から45°のカーボンバイアスクロスを最外層に配置することで、ネジリ剛性が飛躍的に向上し、キャストの精度とロッド本来の性能を引き出します。
加えて、HVF NANOPLUS技術を使用しており、レジンの量を減らし、カーボン繊維の密度を高めることで、粘りや強度を重視したロッドに最適な素材を提供しています。この技術により、高強度化と軽量化が可能となり、さらなる性能向上を実現しています。また、3DXテクノロジーにより、カーボン素材の形状安定性と復元力が発揮され、ロッドのバットパワーを理想的にサポートします。
MEGATOP技術も搭載されており、繊維と樹脂が均一に分散するカーボンソリッドで、どの方向にも同様の曲がりを見せることができます。この技術により、細径で柔軟な穂先を作ることが可能となり、手に響く感度だけでなく、視覚的な感度も大幅に向上します。
まとめ
このロッドのAIR_SENSOR_SEATは、軽量化、高強度、高感度を実現するカーボンファイバー入りのリールシートを採用しており、専用設計により操作性を大幅に向上させています。