スティーズリアルコントロールS61L-SVは、現代のバスフィッシングにおいてフィネスリグ全般に対応する高性能スピニングロッドです。その正確無比なキャスト性能、水中を見ているかのような感度、意のままにルアーを操る操作性は、ネコリグ、ダウンショットリグ、ノーシンカーリグなど、さまざまなフィネスリグでの使用を可能にします。フィネスワーミングにおける究極のオールマイティーロッドとして、バスフィッシングの新たな金字塔となることでしょう。
スティーズリアルコントロールS61L-SVのインプレ
ダイワのスティーズリアルコントロールS61L-SVのインプレがあるのか確認しました。
自分のも近所の釣具店に入荷したので引き取ってきたスティーズリアルコントロールS61L-SV。
510を使ってこれは61も買うか！でまさかの1ヶ月後の入荷とは。
もうアルティマも264ULと162だけ残してDに鞍替えしようかなの勢い。 pic.twitter.com/whoL9ucyyw— 渡並塾 (@1073jyuku) May 27, 2023
スティーズリアルコントロールS61L-SVのスペック
このロッドは、DAIWAが誇る最先端技術を結集しています。まず、AGS（エアガイドシステム）はカーボンフレームを採用し、従来のチタンガイドと比べて約3倍の剛性を持ちながら、軽量性と高感度を実現しています。これにより、ラインを通して伝わるわずかな信号を吸収することなく、ダイレクトにブランクに伝えることができます。さらに、SVF COMPILE-Xナノプラス技術を用いたブランクは、高い硬度と張りを持ちながらも非常に軽量で、キャストの精度とフッキング時のパワーを兼ね備えています。
また、X45フルシールド（X45コブラシールド）技術により、キャストやアクション、フッキング時に発生するネジレを効果的に防ぎます。これは、ブランクの最外層に45°のカーボンバイアスクロスを配置することで、ロッドのネジレ剛性を飛躍的に向上させる技術です。これにより、キャストアキュラシーが向上し、ロッドの本来の性能を最大限に引き出すことができます。
CWS（カーボンラッピングシステム）は、ガイドやリールシートをカーボンクロスで固定するDAIWA独自の技術で、パーツ取り付け部の軽量化と高い保持力、耐久性を実現しています。さらに、ZERO_SEATはストレスなく、心から釣りを楽しむためのリールシート設計思想を具現化しています。この設計により、操作性、フィット感、軽量性が向上し、長時間のフィッシングでも快適さを保つことができます。
藤田氏とDAIWAワークスエンジニアの密な連携によって生まれたS61L-SVは、数多くの試作プロトタイプの中から選ばれた「奇跡の一本」です。藤田氏の明確な理想とDAIWAの技術力が融合し、最高のフィネスワーミングロッドが完成しました。このロッドは、藤田氏が2022年のJBトップ50とB.A.S.S.オープンでのダブルエントリーという偉業を成し遂げた際にも使用され、その高い汎用性と操作性が証明されています。
まとめ
このように、スティーズリアルコントロールS61L-SVは、バスフィッシングにおけるあらゆる軽量級リグの操作を可能とし、シャッドなどのプラッギングにも対応するライトバーサタイル機です。DAIWAの最新技術と藤田氏の鋭い感性が生み出したこのロッドは、バスフィッシングの概念を覆し、新たなステージへとアングラーを誘います。その性能美と実用性により、手にする者を魅了し続けることでしょう。