ダイワのスティーズリアルコントロールS510XUL-SV・STは、フィネスフィッシングの新たな境地を開くために設計されたロッドです。このロッドは、圧倒的な軽量感と高感度を誇り、特に軽量ダウンショットやネコリグでのディープ攻略に優れた性能を発揮します。
スティーズリアルコントロールS510XUL-SV・STのインプレ
スティーズリアルコントロールS510XUL-SV・STのインプレがあるのか確認しました。
スティーズリアルコントロールS510XUL-SV・STのスペック
このロッドの最大の特長は、ダイワの最新技術を駆使したブランクとガイドシステムです。ブランクにはSVF COMPILE-Xナノプラスが採用されており、非常に軽量でありながら高強度を保つことができます。この素材は、従来のレジン量を大幅に削減し、グラファイト繊維を高密度に配置することで、驚異的な感度とパワーを実現しています。これにより、ルアーの挙動やラインテンションの微細な変化をアングラーに的確に伝え、バスの微細なバイトにも即座に反応することができます。
また、このロッドにはAGS（エアガイドシステム）が搭載されています。AGSは、カーボンフレームを採用したガイドシステムで、チタンフレームよりも約3倍の剛性を持つカーボン素材を使用しています。これにより、ラインを通じて伝わるわずかな信号も吸収することなく、ダイレクトにブランクに伝えることができます。さらに、軽量性に優れているため、ロッド全体の軽量化にも寄与し、特に穂先部分の感度を飛躍的に向上させます。
CWS（カーボンラッピングシステム）もこのロッドの重要な要素です。このシステムは、ガイドやリールシートをカーボンクロスでブランクに固定する技術で、糸ではなくカーボンクロスを使用することで、パーツ取り付け部の軽量化と高い保持力、耐久性を実現しています。
メガトップソリッドティップもこのロッドの特徴の一つです。メガトップは、カーボンソリッドを均一に分散させた素材で、どの方向にも同じように曲がる特性を持っています。これにより、通常のカーボンソリッドよりも強度が飛躍的に向上し、細径で柔軟な穂先を作り出すことができます。これにより、手に響く感度と視覚的な感度が向上し、アタリを確実に捉えることができます。
さらに、ZERO SEAT（ゼロシート）は、釣り人がストレスなく釣りを楽しむために設計されたリールシートです。軽量で高感度を実現し、フィット感と操作性を向上させます。
このロッドの開発に携わった藤田京弥氏は、プロトタイプの段階からその性能に感動し、このロッドが水深10メートル以上で0.9グラムのリグを自在にコントロールできることを目標に掲げました。この目標を達成するために、藤田氏は数々のダイワのテクノロジーを吟味し、最適なものを選び抜きました。その結果、完成したのがこのS510XUL-SV・STです。
藤田氏によると、このロッドは軽くてシャープでありながら、しなやかに曲がり、反発力で魚を浮かせるパワーも持っています。ラインの重さや水中の状況を明確に感じ取ることができ、ルアーをイメージ通りに操ることができます。このような特性により、アングラーは釣りのすべての瞬間を楽しむことができるのです。
まとめ
スティーズリアルコントロールS510XUL-SV・STは、フィネスフィッシングのために設計された究極のロッドです。ダイワの最新技術を駆使し、軽量感、高感度、操作性のすべてを兼ね備えたこのロッドは、バスフィッシングに真剣に向き合うアングラーにとって、最高のパートナーとなることでしょう。このロッドを手にすれば、バスフィッシングの新たな次元へと誘われ、思わず感嘆の声を上げることでしょう。