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ダイワのハートランド741MHRB-SV AGS17のインプレは?

ハートランド741MHRB-SV AGS17【疾風七四 MH AGS】は、バスフィッシングの世界において常に独自の発想で新しい釣法を提案し続けるハートランドの20周年記念モデルです。「究極の岸釣りバーサタイル」として高い評価を受けた「04白疾風」、「07白疾風」に続く次世代モデルとして、村上晴彦氏とハートランドがDAIWAの最先端テクノロジーを駆使して完成させました。

ハートランド741MHRB-SV AGS17のインプレ

ハートランド741MHRB-SV AGS17のインプレがあるのか確認しました。

ハートランド741MHRB-SV AGS17のスペック

このロッドのブランクは、SVFコンパイルXを細身肉厚に巻くハートランド独自の製法で作られており、この技術はハートランドのフラッグシップモデルにのみ許されたものです。さらに、ハートランド初となるSVFコンパイルXにX45と3DXでアシストされたブランクは、遊びやパワーロスを一切排除した仕様となっており、非常に高い感度とパワーを兼ね備えています。

ガイドには、軽量・高剛性・トラブルレスのRタイプフレームと、薄肉・軽量のCリングとNリングを搭載したAGS(エアガイドシステム)を採用しており、これによりブランクの性能を最大限に引き出すことができます。AGSはカーボンフレームを使用しており、チタンと比較して約3倍の剛性を持ち、ラインを通して伝わる微細な信号を吸収することなくブランクにダイレクトに伝える高感度を実現しています。また、カーボンの軽量性により、ロッド全体の軽量化にも寄与しています。

疾風七弐から2インチ長くなったことで、遠投性能はさらに向上し、広範囲を探ることが可能になりました。SVFコンパイルXとチューブラーパワースリムによる硬くて曲がる独特の性能と、ティップの先端から元まで淀みのないベンディングカーブを描く村上調子により、テキサスリグやラバージグだけでなく、バイブレーション、クランクベイト、ミノーなどの多様なルアーを扱える「白疾風」を「疾風」感覚で操作できる珠玉のロッドに仕上がっています。

このロッドの開発には、ダイワの感性領域設計システム(ESS)が採用されています。このシステムは、ロッドのひずみエネルギーを解析・設計する独自の技術であり、釣り人が求める性能を数値で明確に把握し、感性の領域を設計に反映することが可能です。これにより、より釣り人が求める理想のロッドへと近づけています。

また、X45や3DXなどの最先端技術が搭載されており、キャスティングやフッキング、ファイトなどの動作中に発生するネジレを防ぎ、パワー・操作性・感度の飛躍的な向上を実現しています。特に、X45はバイアスクロスを±45°に斜行したカーボン繊維を使用することで、ネジレを防止し、強い反発力とシャープな振り抜き性能をもたらします。

さらに、3DXはハニカム構造を採用しており、ロッドの形状復元力を高め、飛距離の向上やブレの収束を図っています。また、CWS(カーボンラッピングシステム)は、カーボンクロスを用いてガイドやリールシートをブランクに固定する技術であり、パーツ取り付け部の軽量化と高い保持力、耐久性を実現しています。

まとめ

ハートランド741MHRB-SV AGS17【疾風七四 MH AGS】は、ダイワの最先端技術を結集した「究極の岸釣りバーサタイル」として、バスフィッシングにおける新たなスタンダードを提供するロッドです。その優れた性能と多様なルアーへの対応力により、釣り人にとって信頼できるパートナーとなることでしょう。

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