ダイワのスティーズC68ML-SV、通称「SKYRAY 68」は、ベイトフィネスの進化を象徴するロッドです。このロッドは、2011年に初めて登場し、赤羽修弥のバサーオールスター三連覇と共にその名を知られるようになりました。2021年12月、バサーオールスター・キングオブキングスでの圧倒的勝利を機に、満を持してフルモデルチェンジが行われました。
スカイレイ68のインプレ
スカイレイ68のインプレがあるのか確認しました。
スカイレイ68入魂完了
風あるのに蒸し暑い〜#スカイレイ68#Fatヤマセンコー#霞ヶ浦 #本湖 pic.twitter.com/pxwx7pARms— ℂ (@taaa88s) June 24, 2022
ついさっき
水草の中から、40アップを
引きずり出しました。スカイレイ68の感度の良さ
には釣行の度に驚かされています pic.twitter.com/LcpIbNnKDZ— まぁめたるex (@takeshit1985) September 19, 2023
東浦本湖の近いスポットで2連発‼︎
どっちもめちゃ元気
さぁー寝よ#スカイレイ68 #ブレーバーネコリグ pic.twitter.com/wDbZx7gm3j— ℂ (@taaa88s) July 7, 2024
スカイレイ68のスペック
「SKYRAY 68」は、フルチューブラー構造を採用し、ボトムにある障害物を「抜け感」重視でトレースすることができるモデルです。赤羽修弥の意図は、関東のマッディウォーター・霞ヶ浦水系を主戦場とし、細かな使い分けを重視することにあります。このロッドは、軽量リグを主軸とし、タフな現代の釣り場で即戦力となるよう設計されています。
SKYRAY 68のテーパーデザインは、先端に張りを持ち、荷重が掛かり始めると第3ガイド周辺からベンドを始める「への字テーパー」を採用しています。このデザインにより、ボトムの障害物を細かく舐め上げるようにトレースし、スタックした状態でもその場で誘い続けることができます。また、ソリッドティップとは異なり、ティップセクションがバイトを明確に伝え、ボトムの小さな凹凸を感じ取ることができる優れた感度を持っています。
さらに、SKYRAY 68はフッキング性能にも優れています。曲がり込みながらの反発力を持つファストテーパーデザインとバットパワーにより、掛けと寄せをオートマティックにこなすことができます。これがSVF COMPILE-Xの優位性であり、超感度と細身軽量ながら圧倒的な筋肉量による反発力を兼ね備えています。また、X45フルシールドにより、竿の捻れを防ぎ、正確なアワセが可能です。
SKYRAY 68の全長は6フィート8インチに設定され、キャスト後のラインメンディングやフッキング時のストロークを稼ぎやすくなっています。これにより、遠投性能が高まり、広範囲にわたるボトムトレースが可能になります。また、岸釣りでもその長さがメリットとなり、障害物からの抜きやすさやフッキングのストロークが向上します。
赤羽修弥は、16SKYRAY Power Plusの全長を参考にしつつ、22SKYRAY 68の設計にその経験を反映させました。岸釣りにおいて、足場が低く立ち位置が限られる中での操作性を重視し、改めて長さの重要性を認識しました。厳しい現代の釣り環境において、ベイトフィネスは欠かせない要素であり、その真髄を体現するのがこのSKYRAY 68です。
まとめ
SKYRAY 68は、ネコリグ、ダウンショットリグ、ノーシンカーリグ、ジグヘッドリグ、ワッキーリグ、ライトキャロライナリグ、小型ラバージグなど、さまざまなリグに対応できる万能ロッドです。SVF COMPILE-X、X45フルシールド、エアセンサーシートなどの最新技術がふんだんに盛り込まれ、アングラーにとって信頼の一品となるでしょう。