ダイワのスティーズC66M【MACHINEGUNCAST TYPE-I】は、並木敏成氏のフィッシングスタイルを象徴する「マシンガンキャスト」の名を冠するロッドシリーズの一環として、現代のバスフィッシングシーンにおいて多様な釣法に対応するべく設計されています。21STEEZシリーズの新たな節目として、並木氏はこのロッドに求められる優位性を「高感度なグラスロッド」と位置づけました。
マシンガンキャストタイプ1のインプレ
マシンガンキャストタイプ1のインプレがあるのか確認しました。
マシンガンキャストタイプ1のスペック
このロッドの最大の特長は、その革新的なテーパーデザインにあります。ソフトに仕上げられたティップは、クランクベイトをはじめとするレギュラークラスの巻き物への対応力を高めています。ティップがウォブルの振動にリニアに追従し、ルアー本来の動きを再現します。並木氏はこれを“グラス”と例え、その感度と操作性を強調しています。
ティップからベリー、バットへと繋がるレギュラーファストのテーパーは、軽い入力でコンパクトなスイングを可能にし、次なるマシンガンキャストスタイルを生み出します。特に軽さに起因する高感度は、シングルハンドキャストの精度を向上させます。ブランクにはSVFナノプラスを採用し、軽く細身に仕上げられています。さらに、X45フルシールドが最外層を締め上げることで、ネジレ剛性を高め、シャープな質感をもたらしています。
このロッドは、ジャークベイト、トップウォータープラグ、シャロークランクベイト、ミッドクランクベイト、バイブレーション、スピナーベイト、ノーシンカーリグ、ライトテキサスリグ、ダウンショットリグなど、様々なルアーアプリケーションに対応可能です。特にライトテキサスやヘビーダウンショット、高比重ノーシンカーなどのワーミングへの対応力が格段に向上しており、ハードベイトの操作系でも優れたポテンシャルを発揮します。
ダイワの先進技術もふんだんに取り入れられており、SVFナノプラス技術により軽量化と感度の向上が実現されています。X45フルシールド構造がロッドのネジレを防ぎ、キャストアキュラシーを向上させます。また、エアセンサーシートにより、ロッドの操作性がさらに向上しています。
まとめ
スティーズC66M【MACHINEGUNCAST TYPE-I】は、現代のバスフィッシングシーンにおいて多様な釣法に対応し、高感度と操作性を兼ね備えたロッドとして、釣り人にとって信頼できるパートナーとなることでしょう。