ダイワの新たなベイトロッド「スティーズリアルコントロールC610M-SV」は、その卓越した性能と独自の技術で、バスフィッシングの新たな境地を切り開きます。この610Mは、単なるバーサタイルモデルではなく、ラインスラックを操るルアーや巻き取り時にラインスラックを出すルアー、そして引き抵抗の少ないルアーで特に優れた操作性を発揮するために設計されています。
スティーズリアルコントロールC610M-SVのインプレ
ダイワのスティーズリアルコントロールC610M-SVのインプレがあるのか確認しました。
スティーズリアルコントロールC610M-SV到着😆僅差だけどポイズンアルティマ1610Mよりも軽い感じ。 pic.twitter.com/kn4lZsLZad
— メガネ@バス釣り (@njk4g59122AOPAS) March 19, 2024
津久井湖。久しぶりに満足できる釣果😆52cm2.4kg、46cm、43cmの3本。上2匹はドライブシャッドの表層引き、後の1匹はエビシャッドのヘビキャロ。
24スティーズ+KTFスプールでドライブシャッドやったがめちゃくちゃ投げやすい。スティーズリアルコントロールC610M-SVとも相性良い。 pic.twitter.com/JmXpJqdixt
— メガネ@バス釣り (@njk4g59122AOPAS) June 16, 2024
スティーズリアルコントロールC610M-SVのスペック
このロッドをキャストをすれば、その高いアキュラシーとキャッチキャストフィールに驚かされることでしょう。従来のバーサタイルロッドとは一線を画し、真の「操縦性」を体感できるロッドがここに完成しました。藤田京弥によると、このロッドは特にラインテンションのON/OFFが求められるトップウォーターやジャークベイトといったルアーに対して、非常に高い操作性を持っています。そのため、スピナーベイトのような巻き続けるルアーには適していないものの、RCシリーズならではの操縦性を最大限に引き出しています。
この610Mの開発は、RCシリーズの中でも最も早い段階から着手されました。設計者はスピニングロッドS61L-SVをベースにしながら、藤田京弥のフィードバックを受けて調整を加えました。その結果、610M-SVはキャストフィールとフッキングパワーの両方を兼ね備えたロッドとして仕上がりました。特にキャストフィールは独特で、テイクバック時にブランクがしなることで、ルアーを弾き出す際のパワーが非常に高いと評されています。このロッドを使用すれば、従来のロッドで10の力を必要としていたキャストが7の力で可能となり、余った3の力をアキュラシーに回せるため、キャストに余裕が生まれます。
「スティーズリアルコントロールC610M-SV」は、最新の技術と素材を駆使して作り上げられています。まず、AGS(エアガイドシステム)を採用し、軽量かつ高感度なガイドシステムを実現しています。カーボンフレームのガイドはチタンよりも約3倍の剛性を持ち、ラインを通して伝わるわずかな信号を吸収せずにダイレクトにブランクに伝えるため、高い感度を維持します。また、SVF COMPILE-X nanoplusというダイワ独自の素材を使用したブランクは、軽量かつ強力で、鋭敏な感度と強力なバットパワーを兼ね備えています。
さらに、CWS(カーボンラッピングシステム)によってガイドやリールシートの固定を強化し、軽量化と耐久性の向上を図っています。X45フルシールド構造は、キャストやアクション時に発生するネジレを防ぎ、ロッドの本来の性能を最大限に引き出すことが可能です。これにより、キャストの正確性と操作性が飛躍的に向上します。
まとめ
スティーズリアルコントロールC610M-SVは、過剰な装飾を施さず、実用性を突き詰めたデザイン美が特徴です。このロッドを手にすれば、バスフィッシングの概念が覆り、新たなステージに導かれることでしょう。バスフィッシングに真剣に向き合うアングラーにとって、このロッドは欠かせない存在となるでしょう。