スティーズリアルコントロールC70MH-LMは、低弾性カーボン「Low Modulus」を採用し、引き抵抗のあるムービングルアーを幅広く使用できるように設計されたロッドです。このロッドは軽量でありながら高いキャストアキュラシーと遠投性を兼ね備えており、特にスピナーベイトやバズベイト、クランクベイト、大型トップウォータープラグといった巻き抵抗の強いルアーに最適です。
スティーズリアルコントロールC70MH-LMのインプレ
ダイワのスティーズリアルコントロールC70MH-LMのインプレがあるのか確認しました。
スティーズリアルコントロールC70MH-LMのスペック
「C70MH-LM」の開発背景には、DAIWAのエンジニアとプロアングラー藤田京弥との綿密なコミュニケーションがありました。藤田の要求である「PEライン3号と組み合わせてバズベイトにマッチする、硬めのグラステイストのロッド」を実現するために、エンジニアはグラスとカーボンを使った複数のサンプルを作成しました。しかし、最終的に藤田が選んだのは、Low Modulusに中弾性カーボンと高弾性SVFをブレンドしたサンプルであり、このロッドが「C70MH-LM」となりました。
このロッドは、藤田が2022年のJBトップ50桧原湖戦で準優勝した際にも使用されており、その性能は実証済みです。2023年のB.A.S.S.エリートでもバズベイトやマグナムクランクに使用され、日米での実績を積み重ねています。このロッドの特徴は、その軽さと操作性の高さにあります。操作系のプラグを使っても非常に快適であり、巻き感度も十分に高いため、バイトのノリが良く、確実なフッキングが可能です。
スティーズリアルコントロールC70MH-LMには、ダイワの最先端技術が詰め込まれています。AGS(エアガイドシステム)は軽量かつ高感度を実現し、X45フルシールドはロッドのネジレ剛性を飛躍的に向上させます。また、CWS(カーボンラッピングシステム)はガイドやリールシートの固定に用いられ、高い保持力と耐久性を提供します。これらの技術により、キャストアキュラシーとロッド本来の性能が最大限に引き出されるのです。
さらに、ゼロシートオフセットトリガーはパーミング時のグリップ性能を向上させ、感度と操作性を高めています。スティーズリアルコントロールC70MH-LMは、バスフィッシングにおいて、狙ったスポットへの正確なキャストや意のままにルアーを操り、バスを確実に仕留めるための「真の操作性」を持つロッドです。このロッドを手にすれば、バスフィッシングの新たな世界が広がり、釣りの楽しさを一層引き立てることでしょう。
まとめ
スティーズリアルコントロールC70MH-LMは、軽量で高感度なムービングルアーロッドとして、釣り人に新たな体験と確かな釣果を提供する一本です。藤田京弥の要求とDAIWAの技術力が融合したこのロッドは、バスフィッシング愛好者にとって欠かせない存在となることでしょう。