ダイワのハートランドリベラリスト763MLRSS-24は、その多用途性と優れた技術力で釣り愛好者から高い評価を受けているルアーロッドです。このロッドは、淡水のバス釣りからトラウトの湖や本流釣り、さらにはソルトウォーターでの青物、ロックフィッシュ、シーバス、クロダイ、エギングまで幅広いターゲットに対応しています。そのため、「その時その場所で釣れる魚たちと自由気ままに遊ぶ」というコンセプトにぴったりの一本です。
ハートランドリベラリスト763MLRSS-24のインプレ
ハートランドリベラリスト763MLRSS-24のインプレがあるのか確認しました。
【1枚目】
左:ハートランド リベラリスト 763MLRSS-24右:ENO76ML
【2枚目】
左:ハートランド リベラリスト 763MLRSS-24右:ENO77S
ご参考までに!! pic.twitter.com/Z6slsgs8hV
— みなみ.沖縄県小物釣り師会会長 (@I_AM_MINAMl) June 9, 2024
【開封の儀】
ハートランド リベラリスト 763MLRSS-24第一印象は
これは…
紫がたまりません💜継ぎ目が分からないのもいい!
1番気になっていたガイド径
沖縄の場合太いリーダーを組む事が多いので気になっていましたが大丈夫!
沖縄の方に分かりやすく説明するとENO77Sより若干大きいです! pic.twitter.com/vaeZUVeHME— みなみ.沖縄県小物釣り師会会長 (@I_AM_MINAMl) June 9, 2024
ハートランドリベラリスト763MLRSS-24のスペック
このロッドの全長は2.29メートル、継数は3本、仕舞寸法は98センチメートルで、標準自重は132グラムです。先径は1.6ミリ、元径は11.6ミリ、適合するルアー重量は4グラムから25グラム(ジグの場合は5グラムから30グラム)で、適合ラインはナイロンが6ポンドから16ポンド、PEラインは最大1.5号まで対応しています。また、カーボン含有率は100%で、メーカー希望小売価格は63,000円です。
ハートランドリベラリストの特徴は、シリーズに通底する美しい曲がりを継承しつつも、既存のハートランドとは一線を画す、力強くて細身のレギュラースローテーパーを持つブランクスです。ブランク構造には初期ハートランドから採用されているチューブラーパワースリムを最適化したもので、万能竿としての性能を発揮します。このロッドは「明日は違う魚と遊ぶかもしれない」という釣り人の自由な発想を具現化し、どんなターゲットにも対応できるよう設計されています。
リベラリストの外観は紫を基調としており、その色味は複雑で、リールシート、ブランク、グリップのセパレート部、そしてダイヤモンドラップとスレッドに異なる紫が使い分けられています。これにより、屋内と屋外、さらには太陽の高さや光量によっても色調が変化し、持ち主に新たな表情を見せる独特のデザインとなっています。この紫は、釣り人の「明日はいい天気でありますように」という願いも込められています。
ダイワの技術もこのロッドにはふんだんに取り入れられています。感性領域設計システム(ESS)は、ロッドのひずみエネルギーを解析・設計するシステムで、釣り人の感性に応じたロッドの性能を実現しています。また、SVF NANOPLUSは、軽さ・パワー・細身化を実現する超高密度カーボンで、高強度かつ軽量化を達成しています。X45フルシールドは、キャスティングやアクション時のネジレを防ぐ構造で、キャストの精度とロッドの性能を最大限に引き出します。さらに、V-JOINTαはジョイント部の強度と軽量化を両立させ、滑らかな曲がりを実現しています。
エアセンサーシートは、軽量化・高強度・高感度を実現するためにカーボンファイバーを使用しており、快適な操作性を提供します。グリップエンドには「HEARTLAND LIBERALIST」のロゴと「Since 2022」の刻印が施され、細部にまでこだわったデザインが施されています。
まとめ
村上晴彦氏によると、このロッドは「バスロッドではなく、ルアーロッド」として設計されており、バス以外の魚もターゲットに含めた汎用性の高いロッドです。そのため、肉厚で細身のブランクスを持ち、胴調子で全体がしっかりと曲がる設計となっています。この設計により、さまざまな魚種に対応できるだけでなく、耐久性も高く、重たいルアーの操作も容易です。