シマノのポイズングロリアス268M+は、手強いカバー周りを狙うバーチカルなパワーフィネスに特化した一本です。複雑に入り組んだゴミ溜まりやオダ、竹のレイダウン周りで、その実力を発揮します。ティップに張りを持たせることで、リグをスタックさせずにバスの口元へ届け、ファイト時には粘り強いバットがバスをストラクチャーから引き出し、一気に抜き上げることが可能です。このロッドは、特にトーナメントシーンでの使用を意識して設計されており、全国のローカルフィールド特性も解析した上で開発されています。
ポイズングロリアス268M+のインプレ
ポイズングロリアス268M+のインプレがあるのか確認しました。
バンタム274は長すぎて個人的に取りまわし悪いので
21ポイズングロリアス268m+にしました。ボートとおかっぱりの両方マンなので68くらいが丁度いいです🙍♂️
いつ釣りいけるの?(´•̥ω•̥`) pic.twitter.com/oZgNCUBUl7
— でろでろまんじゅう (@METALNINJA_net) January 25, 2022
ポイズングロリアス268M+のスペック
第三世代ポイズングロリアスは、最新のテクノロジーを駆使し、スパイラルXコアやアルティメットブランクスデザイン(UBD)などの先進的な技術を採用しています。これにより、ルアーごとに異なる操作に基づく「真の軽さ」を実現し、素材のつながりを円滑化しつつ、シャープさを維持しています。また、グリップ部分にはカーボン一体成型の「カーボンモノコックグリップ」が採用されており、感度の向上と操作性の向上を図っています。さらに、第三世代モデルでは「リバースフレアシェイプ」などの新形状を取り入れ、ルアーやシーンに応じた理想の感度と重量バランスを追求しています。
268M+の具体的な仕様としては、全長が6フィート8インチ(2.03m)、継数が2本で、仕舞寸法は177.1cm、自重は95g、先径は1.8mmです。ルアーウェイトは5gから21gまで対応し、ナイロン・フロロラインは5lbから10lb、PEラインは最大1.5号まで適応可能です。グリップ長は200mmで、グリップタイプはG、カーボン含有率は99.9%と非常に高い精度を誇ります。
このロッドは、従来のモデルに比べて28%の感度向上を実現しており、ジグ&ワーミングロッドとしての垂直保持でティップが軽量化され、操作時に前作モデルよりも先軽さを感じる仕様となっています。特に、ティップを上方向で保持する時間が長いシーンでは、その操作性が大いに発揮されます。
さらに、ポイズングロリアスの第三世代モデルは、フィールドでの実釣を基にしたニュースタンダードアクションを追求しています。全国各地74フィールドのトレンドを分析し、そこから得られたテクニックを基に設計されており、トーナメントシーンだけでなく、様々なフィールドで活躍できるようになっています。
高感度グリップとして知られるカーボンモノコックグリップは、金属棒で叩くと高音が鳴り響くほどの高周波振動を拾う能力を持っています。これにより、アングラーは水中の微細な変化を感じ取りやすくなり、より精度の高い操作が可能です。このグリップの薄肉構造が感度の向上に寄与し、従来比で劇的な感度向上を実現しています。
まとめ
ポイズングロリアス268M+は、最新の技術と細部にまでこだわった設計により、アングラーにとって理想的なパフォーマンスを提供します。トーナメントでの勝利を目指すだけでなく、全国の様々なフィールドでの使用にも対応できる、新時代の「勝つロッド」として、シマノが自信を持って送り出す一竿です。