シマノのポイズングロリアス267UL+は、釣りの技術と知識が結集された一本です。開発過程でのさまざまなテストと試行錯誤を経て、キャスト時のワームの切れを防ぎ、最大限の飛距離を実現するためのチューンが施されています。このロッドは、特にi字系ワーミングに特化しており、操作性と飛距離の両立を追求しています。
ポイズングロリアス267UL+のインプレ
ポイズングロリアス267UL+のインプレがあるのか確認しました。
ポイズングロリアス267UL+のスペック
ポイズングロリアス267UL+の全長は6フィート7インチ(約2.01メートル)で、グリップジョイント方式の継ぎ方を採用しています。ロッドのテーパーはレギュラーで、二つの継数によって構成され、仕舞寸法は約177.6センチメートルです。重さは80グラムと非常に軽量で、先径は1.5ミリメートルと細めの設計です。ルアーウェイトは2から10グラム、適合するラインのナイロン・フロロは2.5から5ポンド、PEラインは最大0.8号に対応します。グリップ長は175ミリメートルで、グリップタイプはFです。カーボン含有率は99.9%と非常に高く、価格は61,400円です。
このロッドは、トーナメントの極限状態での勝利を目指して生まれ、さらなる進化を遂げました。トップトーナメントシーンだけでなく、全国のフィールド特性を解析し、新たなるスタンダードアクションを追求しました。最新技術であるスパイラルXコアとUBD(アルティメットブランクスデザイン)を採用し、ロッドの軽さと操作性を最大限に引き出しています。
特に注目すべきは、キャストフィールの向上です。ロッドのティップ、ベリー、バットに異なる弾性の素材を配置し、滑らかな荷重移行を実現しました。これにより、キャスト時の快適さが向上し、より遠くに正確に投げることが可能です。また、グリップデザインも釣りのスタイルに合わせて改良され、キャストや操作の際の快適さと安定性が増しています。例えば、フィネスロッドには先端がすぼみ形状のシガータイプのグリップを採用し、細かな操作を可能にしています。
ポイズングロリアス267UL+は、ロッドの保持スタイルによる操作レスポンスの向上も実現しています。自重数値に表れない「真の軽さ」を導き出し、立てて捌くか、寝かせて誘うかといった保持スタイルに応じて最適化されています。これにより、持ち重りを感じることなく長時間の釣りを楽しむことができます。
第三世代ポイズングロリアスは、単なる進化ではなく、あくなき挑戦の成果です。カーボンモノコックグリップの採用により、感度が向上し、従来比で28%の感度アップを実現しました。これにより、微細な振動をも感じ取ることができ、釣りの精度が向上します。
さらに、新たに導入されたリバースフレアシェイプは、グリップの操作性を向上させ、キャストや操作の自由度を高めています。これにより、特にビッグベイトやジグ&ワーミングでの使用時において、アングラーに対してロッドの一体感を提供します。
まとめ
シマノのポイズングロリアス267UL+は、釣りの新しいスタンダードを築き上げる一本です。フィールドでの実践を通じて生まれたこのロッドは、あらゆる状況に対応し、釣りの楽しさと勝利を提供します。