ハートランド721MLFS-SV AGS20【冴掛 七弐 AGS】は、バスフィッシングの世界で常に革新を続けるハートランドシリーズの2020年モデルです。このロッドは、ハートランド歴代の名作「冴掛」をベースに、最先端テクノロジーを搭載し、さらなる高みへと昇華させたロングバージョンです。従来の冴掛よりも4インチ長くすることで、遠投性能を大幅に向上させ、射程範囲を広げることができました。また、SVFコンパイルXの弾性率をさらに高弾性化させることで、細くシャープな仕上がりとなり、冴掛特有の冴え渡る掛け調子をさらに昇華させました。
ハートランド721MLFS-SV AGS20のインプレ
ハートランド721MLFS-SV AGS20のインプレがあるのか確認しました。
ドットスリーや白震斬等新しいものが出るなか今更ですが、覚悟を固め「ハートランド冴掛七弐」を購入させて頂きました。
…惚れ惚れする赤。
これはもはや芸術品。
早く「冴え渡る掛け心地」を味わいたいです🤤♪#ダイワ#ハートランド#冴掛#冴掛七弐#721MLFS-SV AGS20#フラッグシップ#バス釣り pic.twitter.com/ygz3GOGIyT— ダンディアングラーズ TVまさを (@DATV_masawo) February 17, 2022
ハートランド721MLFS-SV AGS20のスペック
このロッドの開発には、DAIWAの感性領域設計システム（ESS）が採用されています。このシステムは、ロッドが曲がった際の復元力（ひずみエネルギー）を解析し、最適な設計を行う独自の技術です。これにより、釣り人の感性に応じた性能を持つロッドを実現しています。ESSの導入により、ロッドの性能を数値化し、優れている部分と足りない部分を明確に把握することが可能となり、より釣り人が求める理想のロッドに近づけています。
ガイドには、軽量・高感度を実現するAGS（エアガイドシステム）が採用されています。AGSはカーボンフレームを使用しており、チタンと比較して約3倍の剛性を持ち、ラインを通して伝わる微細な信号を吸収することなく、ダイレクトにブランクに伝える高感度を実現しています。また、カーボンの軽量性により、ロッド全体の軽量化にも寄与しています。
SVF COMPILE-Xナノプラスは、削減されたレジン量と多量に密入されたグラファイト繊維によって構成された超筋肉質ブランクです。高い硬度と張りを持つため、水中の情報を手に取るように感じ取ることができ、バイトに対して瞬間的な反応が要求される釣りに不可欠な性能を提供します。さらに、削減されたレジン量により、軽さとパワーがランクアップし、細身のロッドでありながらも強力なバットパワーを発揮します。
X45フルシールド（X45コブラシールド）は、キャスティングやアクション、フッキング、ファイトなどの動作中に発生するネジレを防ぐため、最外層に45°のカーボンバイアスクロスを巻く構造です。これにより、ネジレ剛性が飛躍的に向上し、キャストアキュラシーとロッドの性能を最大限に引き出すことが可能となりました。
ハートランド721MLFS-SV AGS20【冴掛 七弐 AGS】は、その優れた性能と多様なルアーへの対応力により、バスフィッシングにおける究極のバーサタイルロッドとして、釣り人にとって信頼できるパートナーとなります。テキサスリグ、ラバージグ、バイブレーション、クランクベイト、ミノーなど、多様なルアーアプリケーションに対応するこのロッドは、さまざまな状況でのバスフィッシングにおいて最高のパフォーマンスを発揮し、アングラーにとって欠かせない存在となるでしょう。
まとめ
このロッドは、全長は2.21メートル、継数は2本、仕舞寸法は129センチメートル、標準自重は126グラム、先径は1.6ミリメートル、元径は10.7ミリメートルです。適合ルアー重量は3.5グラムから14グラム、適合ラインはナイロンで6ポンドから14ポンドです。カーボン含有率は99％で、非常に高い強度と感度を誇ります。価格は99,000円（メーカー希望本体価格）で、その価値を十分に感じられる逸品です。