ロッド

ダイワのスティーズSC C69M+-STのインプレは?

ダイワのスティーズSC C69M+-ST、通称「BLACK JACK」は、バーサタイルベイトの革命機として登場しました。このロッドは、川村光大郎が手がけた「STEEZ SCプロト」を基にしたもので、彼が陸の王者を決する大舞台で勝利を収めた際に使用されたことでも知られています。彼の手によって磨き上げられたこのロッドは、汎用性を高めつつ、クランクベイトをも手中に収める性能を持つことで、まさに革命的な進化を遂げました。

スティーズSC C69M+-STのインプレ

スティーズSC C69M+-STのインプレがあるのか確認しました。

スティーズSC C69M+-STのスペック

川村は、このロッドを開発するにあたり、フィールドの変化とテクノロジーの進化を考慮し、わずか5年でのフルモデルチェンジを敢行しました。彼は、「ロッドは感性の産物」であり、このロッドがもたらす変化に自信を持っています。新たなSCモデルは、16SC FIRE WOLFの後継機種として、さらに高い汎用性を追求しています。

このロッドの中核となるのは、中弾性ソリッドティップと高弾性SVFナノプラスチューブラーのベリーバットセクションの組み合わせです。この組み合わせにより、ティップが微細な振動を捉え、ベリーからバットへと正確に伝達します。これにより、クランクベイトをはじめとする多様なルアーを過不足なく使いこなせるようになりました。

また、ソリッドティップは従来モデルよりも硬く設計されており、水中の出来事を高い感度で感じ取ることができます。ティップ先端は約2mmで、硬く図太いソリッドティップが水中の変化を捉え、ベリーからバットへと伝達します。この設計により、クランクベイトの振動を受けて揺れるラインの感触が手に伝わり、まるでハードベイト専用ロッドのような引き感を実現しました。

さらに、ブランクのX45フルシールド構造により、ネジレを抑制し、キャストアキュラシーが向上しています。これにより、パワーロスのないシャープなフッキングが可能となり、バーサタイル性能も向上しました。また、リアグリップをショート化し、操作性を向上させるためにフックキーパーを排除したコルクグリップを採用しています。

このロッドは、6フィート9インチの長さを持ち、キャスト精度を高めるための設計がされています。操作性を重視しつつ、ブランクの有効長を保ち、軽快なキャストが可能です。また、STEEZブランドカラーをイメージしたデザインが施され、ワーミングとファストムービングの融合を象徴しています。

まとめ

BLACK JACKは、スナッグレスネコリグ、ノーシンカーリグ、ダウンショットリグ、テキサスリグ、リーダーレスダウンショットリグ、フリーリグ、ラバージグ、スピナーベイト、バイブレーション、クランクベイト、クローラーベイトなど、多様なルアーに対応できる万能ロッドです。SVFナノプラス、X45フルシールド、メガトップ、エアセンサーシートなどの最新技術が駆使されており、アングラーにとって信頼の置ける選択肢となるでしょう。

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