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ダイワのハートランド6102MLFS-19のインプレは?

ダイワの「ハートランド6102MLFS-19」は、釣り竿の技術と伝統が融合した逸品です。その最大の特徴は、かつてのモデルに見られた掛け調子が再び蘇る点です。これは、チューブラーパワースリムの細身肉厚ブランクにより実現されており、特に釣り竿のしなやかさと強さが両立しています。新たに採用されたHVFナノプラス素材は、竿のネジレやパワーロスを抑制し、反発スピードの高速化とスイングスピードの向上をもたらします。

ハートランド6102MLFS-19のインプレ

ダイワのハートランド6102MLFS-19のインプレがあるのか確認しました。

ハートランド6102MLFS-19のスペック

このロッドには、ダイワ独自の感性領域設計システム(ESS)が搭載されています。ESSは、竿の曲がりと復元力を精密に解析・設計するシステムで、釣り人の感性をも反映させることが可能です。これにより、釣り人が求める理想的なロッドの性能が引き出されます。

また、X45と呼ばれる補強構造がネジレ防止に一役買っています。従来構造に加え、±45度に斜行したカーボン繊維を巻くことで、キャスティングやフッキング、ファイト時のネジレを防ぎ、パワーと操作性、感度の向上を実現しています。さらに、X45フルシールド構造により、ブランクの先端から45度のカーボンバイアスクロスで締め上げられた構造が、ネジレ剛性を飛躍的に向上させ、キャストアキュラシーとロッドの本来の性能を引き出します。

3DX補強構造も特徴的です。3DXは、ロッドの復元力を高めるハニカム構造を外周部に採用し、穂先のブレを収束させ、飛距離の安定性と向上を図ります。HVFナノプラスと共に使用されることで、竿の粘りや強度が向上し、高強度かつ軽量なロッドを実現します。

さらに、V-JOINT構造により、継部がバイアス構造のカーボンシートで補強され、ワンピースロッドのような美しい曲がりを実現します。これにより、パワーや張り、曲がりからの戻りの早さが向上し、理想的な調子を生み出します。

チューブラーパワースリムには、HVFグラファイトを肉厚にして細身に仕上げたデザインが採用されています。これにより、キャスティング性能が向上し、粘りとパワーを兼ね備えたロッドが完成しました。また、エアセンサーシートにより、軽量化と高強度、高感度が実現されています。これは、カーボンファイバーが含まれたシートで、専用設計がなされており、操作性に優れています。

メガトップは、繊維と樹脂が均一に分散するカーボンソリッドであり、どの方向にも均一な曲がりを提供します。これにより、通常のカーボンソリッドに比べて強度が飛躍的に向上し、細径で柔軟な穂先を実現しました。手に伝わる感度や視覚的感度も高まり、細かなアタリを見逃すことなく捉えることができます。

まとめ

「ハートランド6102MLFS-19」は、最新の技術と伝統的な掛け調子が融合した、釣り人にとっての至福の一時を提供するロッドです。ダイワのテクノロジーと細部にわたるこだわりが詰まったこのロッドは、釣りの楽しみをさらに深めてくれることでしょう。

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