シマノのポイズングロリアス165MH+-SBは、中量級のスイムベイトやビッグベイトに対応するために設計されたテクニカルスペックのロッドです。このモデルは、1オンスクラスのコンパクトスイムベイトやビッグベイト、フロッグ、フローティングスティックベイトを使用する際に、カバー周りから距離を保ちながら繊細に操作することができます。ロッドはMHクラスのスティフティップを持ち、段階的にパワーアップしていくことでHクラスに近い粘り強いバットを備えており、ビッグベイトに必要な強さとしなやかさを兼ね備えています。
ポイズングロリアス165MH+-SBのインプレ
ポイズングロリアス165MH+-SBのインプレがあるのか確認しました。
琵琶湖にて自己記録フィッシュ✨
56cm(重さ測り忘れました💦)
サカマタシャッド6インチ
ポイズングロリアス165MH+
スティーズATW XHL
シーガーフロロリミテッド20lb他にも52cm!
琵琶湖最高です!#琵琶湖#サカマタシャッド#ポイズングロリアス165MH+#スティーズATW XHL pic.twitter.com/86nWWZP2qY— じゃす (@jasmin_tea_No1) October 10, 2022
ポイズングロリアス165MH+-SBのスペック
ポイズングロリアスは、トーナメントシーンでの使用を前提に設計されていますが、その性能は全国のローカルフィールドでも遺憾なく発揮されます。このロッドはスパイラルXコアなどの最新技術を採用し、ルアーごとに異なる操作性を求める「真の軽さ」を追求しています。また、NEW UBD(アルティメットブランクスデザイン)によって、シャープさを維持しつつも素材のつながりを円滑化し、道具としての理想形を実現しています。
ポイズングロリアスの開発には、2011年にスタートしたジャッカルとシマノのコラボレーションが大きく寄与しています。軽量マテリアル「CI4」を用いた「パーフェクションシートSS」を始め、スパイラルX&ハイパワーX、UBDなどの先進技術を取り入れ、さらにカーボンモノコックグリップに新たな形状を導入しています。これにより、ルアーやシーンごとに理想の感度と重量バランスを追求し、「真の軽さ」を手に入れることができました。
ポイズングロリアスの特徴的な設計の一つに、実釣を見据えたグリップデザインがあります。キャストスタイルや操作時のグリップフォームはルアーによって様々であり、用途に応じたグリップ形状を真摯に追求しました。たとえば、ベイトフィネス特有のアクションには従来のフルカーボンモノコックグリップのフレア方向とは逆に天面をフレアさせた形状を採用するなど、細部にわたる工夫が施されています。
さらに、ポイズングロリアスの第三世代モデルは、全国各地のフィールドトレンドを分析し、新たなるスタンダードアクションを目指しています。ロッドの感度は非常に高く、金属棒でカーボンモノコックグリップを叩くと甲高い金属音が響き、高周波の振動を拾うことでその高感度を証明しています。薄肉構造のグリップにより、これまでの「感触」は「響き」へと進化し、アングラーにより直感的なフィードバックを提供します。
まとめ
ポイズングロリアス165MH+-SBは、操作レスポンスを低下させず、持ち重りを軽減する設計が特徴です。立てて捌くか、寝かせて誘うかによってロッドポジションが変わるため、体感的な軽さを追求しました。キャストフィールを快適に保ちつつ、滑らかな荷重移行を実現し、軽さとシャープさがさらに磨かれました。このような高度な設計と技術の結晶であるポイズングロリアス165MH+-SBは、新時代の「勝つロッド」として、アングラーの期待に応え続けるでしょう。