ダイワのブラックレーベルSG 681ML/MHFSは、近年の釣り環境における高いプレッシャーを克服するために設計された革新的なパワーフィネスロッドです。このロッドは、特にスモラバやネコリグといった繊細な釣り方において、その真価を発揮します。MHやHパワーロッドでは不可能だったウエイトを乗せたキャスティングを、MLのティップを搭載することで実現し、誰でも正確にシャローカバーを狙うことができます。ティップの先端に張りを持たせることで、繊細な操作性と高い感度を両立し、バイトを逃さず確実にフッキングすることが可能です。
ブラックレーベルSG 681ML/MHFSのインプレ
ブラックレーベルSG 681ML/MHFSのインプレがあるのか確認しました。
ブラックレーベルSG 681ML/MHFSのスペック
このロッドはパワーフィネスだけでなく、3.5g～5gのジグヘッドを使用したミドスト（中層ストローリング）にも最適です。湖面が荒れる強風下でもラインテンションを巧みにコントロールできるため、水中のリグの動きを手に取るように把握できます。この感度により、漁礁のスタックを回避しつつ一定のリズムでリグを引き続けることで、バイトを引き出すことができます。
ブラックレーベルSGの特徴は、高弾性カーボン「HVFナノプラス」と「3DX」テクノロジーの融合にあります。HVFナノプラスは、カーボン繊維の密度を高めることで、軽量化と高強度を実現。これにより、操作性と感度が大幅に向上します。また、3DXはカーボン素材の形状安定性と復元力を発揮し、ロッドのバットパワーを強化します。この組み合わせにより、ワーミングの操作に必要なラインスラックを自動的に創り出し、水中のリグをより釣れる状態へと導きます。
センターカット2ピースモデルでは、並継仕様を採用し、軽さと感度・レスポンスにこだわった設計となっています。これにより、負荷を綺麗にバットへ繋げ、曲げる力に変えることができ、遠投性能やリフティングパワーが飛躍的に向上します。また、「X45 FULL SHIELD」技術を導入することで、キャスティングやフッキング時のネジレを徹底的に排除し、ロッドの性能を最大限に引き出します。この技術は、ブランクの先端から45°のカーボンバイアスクロスを最外層に配置することで、ネジレ剛性を大幅に向上させ、今まで以上のキャストアキュラシーを実現します。
さらに、ブラックレーベルSGは「MEGATOP」技術を搭載しており、これによりカーボンソリッドの均一な分散が実現され、どの方向にも同様の曲がりを見せます。この技術により、細径で柔軟な穂先が作られ、手に響く感度だけでなく、視覚的な感度も向上します。加えて、「AIR SENSOR SEAT」も採用されており、軽量化・高強度・高感度を実現するカーボンファイバー入りのリールシートは、専用設計により操作性をさらに高めています。
まとめ
ダイワのブラックレーベルSG 681ML/MHFSは、感度と操作性を極限まで追求したロッドであり、特にハイプレッシャー環境での釣りにおいて、その真価を発揮します。スモラバのパワーフィネスやミドストでの釣りにおいて、確実に成果を上げることができるこのロッドは、釣り人にとって頼もしいパートナーとなるでしょう。