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ポイズングロリアス2610ML/Hのインプレは?

シマノのポイズングロリアス2610ML/Hは、パワースピニングの新たな可能性を切り開くために設計されたロッドです。このロッドは、単なるパワーアップモデルではなく、ベイトタックルを補完する存在としての役割を果たします。特に、スピニングタックルとPEラインの組み合わせにより、ベイトタックル顔負けのピッチング&フリッピングゲームが可能です。この特性により、スピニング特有の高いフリーフォール性能を発揮し、効率的にバイトを誘発します。

ポイズングロリアス2610ML/Hのインプレ

ポイズングロリアス2610ML/Hのインプレがあるのか確認しましたがありませんでした。

ポイズングロリアス2610ML/Hのスペック

ポイズングロリアス2610ML/Hは、全長6フィート10インチ(約2.08メートル)で、グリップジョイント方式を採用し、2本継ぎの設計となっています。仕舞寸法は181.8センチメートル、自重は97グラムと軽量で、先径は1.8ミリメートルです。ルアーウェイトは4グラムから30グラムに対応し、適合ラインはナイロン・フロロが4ポンドから8ポンド、PEラインは最大1.2号まで対応します。グリップ長は203ミリメートルで、グリップタイプはG、カーボン含有率は98.5%です。価格は65,600円となっています。

ポイズングロリアスシリーズは、ジャッカルとシマノのコラボレーションによって生まれた製品で、その歴史は2011年に始まります。初代モデルには軽量マテリアル「CI4」を用いた「パーフェクションシートSS」が採用され、その後もスパイラルX、ハイパワーX、UBD(アルティメットブランクスデザイン)などの先進技術が随時取り入れられてきました。第三世代となる現在のモデルには、カーボンモノコックグリップに新たな操作性を与える「リバースフレアシェイプ」が搭載され、ルアーやシーン別に理想の感度と重量バランスを追求し、「真の軽さ」を実現しています。

このロッドの設計思想は、単なる軽さだけでなく、操作性やレスポンスの向上にも重点が置かれています。例えば、ロッドを立てて操作するか、寝かせて誘うかによって感じる重さが変わるため、各アイテムごとに最適な保持スタイルを追求しています。ジグ&ワーミングロッド特有の垂直保持においても、ティップが軽量であることが求められ、操作時に前作モデルよりも先軽さを感じる仕様となっています。

また、フィールドでの実釣を重視したグリップデザインも特徴の一つです。各種ルアーによるキャストスタイルや操作時のグリップフォームに対応するため、用途に応じた形状が追求されています。例えば、手首のみで幾度も打ち返すベイトフィネス特有のアクションには、従来のフルカーボンモノコックグリップのフレア方向とは逆に天面をフレアさせた形状が採用されています。

さらに、実釣において高感度を追求するため、フルカーボンモノコックグリップがアップデートされました。この新型グリップは、従来比で28%の感度アップを実現し、金属棒で叩くと甲高い金属音が鳴り響くほどの高感度を誇ります。これは、グリップが限りなく薄く、軽いことに起因し、高周波の振動を拾うことで実現されています。

まとめ

シマノのポイズングロリアス2610ML/Hは、トーナメントシーンのみならず、全国各地のフィールドで活躍するために設計された、真の「闘うロッド」です。最新テクノロジーと実釣データに基づく設計思想が融合し、釣り人にとって理想的な道具としての進化を遂げた一品です。

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