シマノのポイズングロリアス1610MHは、ますますシビアになるバスフィールドの現状を見据え、様々なアプローチに対応できるパワーバーサタイルモデルとして開発されました。このロッドは、1オンスクラスのヘビーウェイトルアーを簡単に扱えるだけでなく、オープンウォーターだけでなくカバー周りの強引な釣りにも対応することができます。
ポイズングロリアス1610MHのインプレ
ポイズングロリアス1610MHのインプレがあるのか確認しました。
ルアー:コンツァージグ
トレーラー:リルラビット
ロッド:21ポイズングロリアス1610MH
リール:20メタニウムHG川のテトラ撃ちで着水した瞬間にバイト。
速攻でぶち抜きました。 pic.twitter.com/sJa1VkoZGP— ®️yonta (@ryonta0000) November 29, 2021
とりあえず今回買った20メタニウムと21ポイズングロリアス1610MHを組み合わせてみました。(^-^)/ pic.twitter.com/Rl3fUVcWWR
— オジャガの86 (@atPBHvboLuKBPze) December 18, 2021
ポイズングロリアス1610MHのスペック
このモデルの全長は6フィート10インチ(約2.08メートル)で、グリップジョイント方式を採用しています。テーパーはファストで、継数は2本。仕舞寸法は178.6センチメートル、自重は100グラム、先径は2.0ミリメートルです。適合ルアーウェイトは10グラムから30グラム、ナイロン・フロロラインの適合範囲は10ポンドから20ポンド、PEラインの適合範囲は最大4号となっています。グリップの長さは245ミリメートルで、カーボン含有率は99.9%。本体価格は62,000円(税別)です。
ポイズングロリアスは、シマノとジャッカルのクロスオーバーレボリューションの成果として誕生しました。2011年にスタートしたこのプロジェクトは、常に先進の技術と叡智を投入することで進化を続けています。初代モデルでは軽量マテリアル「CI4」を用いた「パーフェクションシートSS」を採用し、その後もスパイラルXやハイパワーX、UBDといった最新技術を随時取り入れてきました。第三世代のポイズングロリアスには、さらに進化したカーボンモノコックグリップが採用され、新形状の「リバースフレアシェイプ」によって操作性が向上しています。
このロッドの設計思想の一つに「真の軽さ」があります。操作レスポンスを低下させずに、腕にかかる負担を軽減するために、体感的な軽さを追求しています。自重数値には表れないこの「真の軽さ」は、ルアーごとに異なるロッドの保持スタイルを考慮して実現されています。また、前作モデルと比較しても操作時に軽量に感じるように設計されています。
さらに、このロッドは低重量モーメント化が図られており、いかなる状況にも対応できます。例えば、ジグ&ワーミングロッド特有の垂直保持でティップが軽量になる仕様や、ジャーキングやトゥィッチング時の軽快な操作を可能にする仕様が盛り込まれています。ブランクス設計も深化しており、ティップ、ベリー、バットそれぞれに適材を配置することで、滑らかな荷重移行と快適なキャストフィールを実現しています。
グリップデザインも実釣を見据えたものとなっており、用途に応じた形状が採用されています。例えば、フルカーボンモノコックグリップは高感度伝達性能をアップデートし、ベイトフィネス特有のアクションを見据えた形状が取り入れられています。また、ジグ&ワーミングロッドには、高周波体の振動がダイレクトに伝わる設計が施されています。
まとめ
このロッドは、トーナメントだけでなく、あらゆるフィールドで活躍します。ポイズングロリアス1610MHは、その高感度と操作性を武器に、バスフィッシングの新たなスタンダードを築く一竿です。