シマノのポイズングロリアス1610ML-BFSは、最新のベイトフィネスコンセプトを取り入れたフィッシングロッドです。このモデルは、カバーの多いエリアでのBFS(ベイトフィネスシステム)釣りにおいて、従来のLパワーロッドでは感じられなかったアタリを確実に感じ取り、ストラクチャーに巻かれるリスクを軽減します。このロッドは特にMGLⅢスプールと12lbのラインに対応し、琵琶湖でのBFSスタイルにも適応しています。
ポイズングロリアス1610ML-BFSのインプレ
ポイズングロリアス1610ML-BFSのインプレがあるのか確認しました。
テトラや縦ストラクチャーを打つ際
ブレーキをきつめに設定しちゃうと、使うリグやウエイトによっては中々タイトに落ちきれない事も多々あるのでブレーキ設定は☆弱め弱め☆がテトラ打ちではマストですよ😄👍 #ポイズングロリアス1610ML-BFS#アルデバラン50HG#shimanofishig #jackall #motorguide pic.twitter.com/vXaA2N9ews
— 早野 剛史 (@HayanoGuideS) November 26, 2017
ポイズングロリアス1610ML-BFSのスペック
ポイズングロリアスの全長は6フィート10インチ(約2.08メートル)で、グリップジョイント方式を採用しており、継数は2本です。仕舞寸法は179.9センチメートル、自重は90グラムと軽量で、先径は1.7ミリメートルです。適合するルアーウェイトは5グラムから15グラム、適合ラインはナイロンおよびフロロカーボンで7から14lb、PEラインでは最大2号まで対応しています。グリップ長は230ミリメートルで、Aタイプのグリップを採用し、カーボン含有率は99.9%と高い水準を誇ります。このロッドの本体価格は62,000円です。
ポイズングロリアスは、トーナメントシーンでの勝利を目指して開発されたレーシングロッドの第三世代モデルであり、全国のローカルフィールドの特性を分析し、新しいスタンダードアクションを追求しています。最新のテクノロジーであるスパイラルXコアを採用し、ルアーごとに異なる操作性に基づく「真の軽さ」を実現しています。NEW UBD(アルティメットブランクスデザイン)によって、シャープさを維持しながら素材のつながりをスムーズにし、理想的な道具としての形を追求しています。
この第三世代のポイズングロリアスには、カーボンモノコックグリップの新形状であるリバースフレアシェイプを採用しており、操作性をさらに向上させています。フルカーボンモノコックグリップにより、手首のみでの操作を容易にし、キャスト時の安定感を高めています。また、フルカーボンモノコックグリップは、従来のグリップと比較して28%の感度向上を実現し、高周波の振動をより正確に伝えることができます。
さらに、ポイズングロリアスは、自重に表れない「真の軽さ」を追求しており、操作時のレスポンスを向上させ、腕への負担を軽減しています。ロッドポジションによって異なる体感的な軽さを実現し、あらゆる状況に対応する低重量モーメント化を達成しています。例えば、ティップを上方向で保持する時間が長いシリーズでは、操作時に先軽さを感じる仕様となっており、ティップを下方向で保持するジャーキングや操作系のロッドでは、操作時に前作モデルよりも先側に引っ張られる感覚を生み出しています。
ポイズングロリアスのブランクス設計はさらに深化しており、セクションごとに適材を配置することで、キャストフィールをより快適にし、軽さとシャープさにさらなる磨きをかけています。グリップデザインも実釣に則した形状を追求しており、用途に応じた最適な形状を採用しています。
まとめ
シマノのポイズングロリアス1610ML-BFSは、最新の技術とデザインを取り入れた革新的なフィッシングロッドであり、トーナメントシーンのみならず、全国各地のフィールドでその真価を発揮することができます。