ダイワのブラックレーベルSG 7111XHXBは、難攻不落のヘビーカバーに潜むモンスターを攻略するために設計されたフリップ&パンチングロッドです。このロッドはその強力なパワーに注目が集まりがちですが、実際にはライトテキサスから2oz.を超えるパンチングまで対応できる多様なポテンシャルを秘めています。
ブラックレーベルSG 7111XHXBのインプレ
ブラックレーベルSG 7111XHXBのインプレがあるのか確認しました。
ブラックレーベルSG 7111XHXBのスペック
SG 7111XHXBの特徴の一つにバランサーの内蔵があります。このバランサーによりヘッドスピードが向上し、低い弾道で高精度なフリップ&ピッチが可能になります。カバーの中で魚が食いついた際には、バイトを確実に捕らえる高い感度と、掛けてからはマットごと引き剥がす強靭なバットパワーを持ち合わせています。この感度とパワーの両立は、SGブランクならではの特徴です。
さらに、SG 7111XHXBにはLDBガイドが採用されており、ガイドへの糸絡みが最も抜けやすい設計となっています。これによりPEラインを使用した際でもストレスフリーなカバーゲームが実現します。
次に、SG 7111XHXBのマテリアルについてです。高弾性HVFナノプラスを主軸とし、レスポンス向上と復元力に優れるDAIWA補強テクノロジー・3DXを搭載しています。この素材と設計により、感度と操作性が飛躍的に向上し、ワーミングの操作において必要なラインスラックを自動的に創り出すことができます。これにより、水中のリグをより釣れる状態へと昇華させることが可能です。
また、SG 7111XHXBはセンターカット2pcs.モデルで、並継仕様による軽さと感度、レスポンスにこだわっています。この構造によりバットの径を太く設計でき、強靭なバットパワーを実現し、遠投性能や掛けてからのリフティングパワーが飛躍的に向上しています。
ダイワの先端技術であるX45 FULL SHIELDも搭載されています。この技術は、キャスティング、アクション、フッキング、ファイトなどのダイナミックな動作の中で発生するネジレを徹底排除します。ブランクの先端から45°のカーボンバイアスクロスで締め上げることで、ネジリ剛性が飛躍的に向上し、キャストアキュラシーを高め、ロッドの性能を最大限に引き出します。
さらに、HVF NANOPLUSや3DXといった先進的なテクノロジーも導入されています。HVF NANOPLUSは高密度HVFカーボンを使用し、粘りや強度を重視しながら軽量化を実現しています。3DXは、カーボン素材の形状安定性と復元力を発揮する3軸織物で、竿がしなった時に元に戻ろうとする力を高め、バットパワーをサポートします。
また、エアセンサーシートも搭載されており、軽量化・高強度・高感度を実現しています。専用設計により操作性が向上し、釣りのパフォーマンスをさらに引き出します。
まとめ
ダイワのブラックレーベルSG 7111XHXBは、感度と操作性、そして強靭なパワーを兼ね備えたバスフィッシングロッドであり、アングラーにとって非常に頼りになる一本です。特にヘビーカバーでの使用において、その真価を発揮することでしょう。