ダイワのブラックレーベルLG 651M/MLFBは、ジャークベイトを中心とした操作性に特化したアクションロッドです。低負荷ではファストアクション、負荷を掛けるとパラボリックにベントする特性を持つマルチテーパーを採用しており、これによりラインスラックを巧みに操作し、人間の動作を最大限ルアーに伝えることができます。ルアーの持つポテンシャルを引き出す設計となっており、空気抵抗が大きくキャスト時に回転しやすいルアーでも的確にプレゼンテーションすることが可能です。
ブラックレーベルLG 651M/MLFBのインプレ
ブラックレーベルLG 651M/MLFBのインプレがあるのか確認しました。
タックルdata
ロッド▶︎ブラックレーベル LG 651M/MLFB
リール▶︎21ジリオンSVTW 7.1
ライン▶︎GT-R HM 14lb最近 1581Fの出番が多く控えみたいになってますが、こちらも幅広いルアーに対応しており外せない。
ジャークベイトやペンシルと言った操作系にはこっちが個人的に好み。 pic.twitter.com/WmSGzKsYRr
— トマト🍅 (@tomato_GTRhm) June 13, 2024
ブラックレーベルLG 651M/MLFBのスペック
LG 651M/MLFBには、中弾性カーボンを使用しています。この素材は、感度至上主義のフラッグシップモデルには少ない選択ですが、ファストムービングの釣りにおいてラインテンションが常に張り気味になる状況で、その独自のテーパーデザインが常にラインスラックを創り出し、ムービングベイトが自然かつ釣れる状態を作り出します。さらに、「への字テーパー」の採用で、操作性と感度を引き出し、キャスタビリティとバーサタイル性の向上にも繋がっています。
また、このロッドはセンターカット2pcsモデルで、こだわりの継仕様を持っています。負荷を綺麗にバットへ繋げ、曲げる力に変えるインロー継仕様が採用されており、強靭なバットパワーを実現。これにより遠投性能や掛けてからのリフティングパワーが飛躍的に向上しています。
ブラックレーベルの「SG」シリーズは、高弾性カーボンを徹底的に研究して生まれたもので、感度、操作性、レスポンス重視の高弾性カーボンの特性を最大限に活かしています。先端からX45を最外層に纏ったX45 FULL SHEILDを搭載したブランクは、ネジレ剛性の高剛性化にも成功し、ブレとパワーロスを低減。また、3DXを纏うことで高弾性カーボンのレスポンスをさらに向上させ、感度や操作性、キャスト＆フッキングレスポンスに焦点を当てた仕上がりとなっています。
X45 FULL SHIELDは、キャスティング、アクション、フッキング、ファイトなどのダイナミックな動作中に発生するネジレを徹底的に排除するための技術です。ネジレが最も発生しやすいブランクの先端から45°のカーボンバイアスクロスで最も効果の高い最外層から締め上げることで、ネジリ剛性が飛躍的に向上。これにより、今まで以上のキャストアキュラシーとロッドの持つ本来の性能を引き出すことができます。
さらに、HVF NANOPLUS技術により、レジンの量を減らしてカーボン繊維の密度を高めた「高密度HVFカーボン」を使用。これにより、粘りや強度を重視したロッドに最適な素材となっています。東レ株式会社のナノアロイテクノロジーをダイワ独自の製法で組み合わせることで、さらなる高強度化・軽量化が可能となりました。
まとめ
このロッドは、軽さと感度、操作性に特化した「エアセンサーシート」を採用しており、用途に応じた専用設計で汎用リールシートでは体験できない操作性を実現しています。ブラックレーベルLG 651M/MLFBは、その革新的な技術と素材の組み合わせにより、バスフィッシングにおいて最高のパフォーマンスを提供することを約束します。